【読了本紹介】夜行/そしてバトンは渡された

 どうもこんにちは、くまじろうです🧸💛

今回は並行読みがかなり増えてきた結果、なかなか本を読み進められておりませんが久々に読了本紹介をしていこうと思います。


●夜行:森見登美彦

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

夜行 [ 森見 登美彦 ]
価格:671円(税込、送料無料) (2026/3/27時点)


あらすじ
「夜はどこにでも通じているの。世界はつねに夜なのよ」
私たち六人は、京都で学生時代を過ごした仲間だった。十年前、鞍馬の火祭りを訪れた私たちの前から、長谷川さんは突然姿を消した。十年ぶりに鞍馬に集まったのは、おそらく皆、もう一度彼女に会いたかったからだ。夜が更けるなか、それぞれが旅先で出会った不思議な体験を語り出す。私たちは全員、岸田道生という画家が描いた「夜行」という絵と出会っていた。
怪談×青春×ファンタジー、かつてない物語。

春風の花を散らすと見る夢は
さめても胸の騒ぐなりけり
ーー西行法師
_______________________

長谷川さんが姿を消してから十年。
久々に集まった学生時代の英会話スクールの仲間6人は、共通して岸田道生という画家の「夜行」という連作絵画にまつわる不思議な体験をしていました。
一人一人がぽつぽつと語るその話に主人公と一緒になって耳を傾けているうちに、恐ろしいような不思議なような、なんとも言えない気持ちで読み進めていきました。
中には「それってその後どうしたの?」と思わず追及したくなるほど謎だらけで不思議なものもあって、ホラーが好きな私は結構さくさくと読み進めてしまいました。
タイトルであり、岸田道生の作品でもある「夜行」これにあんな秘密があったとは…。
この結末は、ぜひ読んで体感してもらいたいです😌


●そしてバトンは渡された


あらすじ
幼い頃に母親を亡くし、父とも海外赴任を機に別れ、継母を選んだ優子。
その後も大人の都合に振り回され、高校生の今は二十歳しか離れていない“父”と暮らす。
血の繋がらない親の間をリレーされながらも、出逢う家族皆に愛情をいっぱい注がれてきた彼女自身が伴侶を持つときーー。
大絶賛の2019年本屋大賞受賞作。
解説・上白石萌音
_______________________

大人の都合に振り回され、家庭環境が目まぐるしく変わっていく女子高生。
そこだけを切り取ったらとても可哀想に感じる人が多いかもしれない。
主人公の優子もそんなレッテルで見られやすい女の子。
担任の先生には苦労をしている前提で声を掛けられ、否定すると「先生に本音は言ってくれないのね」と言われる始末。
傍から見て普通でない生活を送る「私」は周囲の求める可哀想でなきゃいけないの?
何度も父と母が変わり、その中で様々な愛に触れてきた優子。
遠くにいても変わらず見守り続ける愛に、望むものを全て与えようと尽くす愛、ただ穏やかに見守る愛に、ずっと傍で支える愛。
「愛に形はない」というのはまさにこのことで、愛し方に違いはあれど、どれも優子を大切に思う愛に違いはないのだと知り、じんわり胸が暖かくなりました。

・・・・・・・・・・・・

最近は分厚い本にも手を伸ばすことができるようになってきて、少しずつ自分の読書の意欲が高まっているのを感じています🍀
購入した本とか、買ってみたい本についても今後語っていけたら嬉しいな😊

コメント