【読了本紹介】残穢/虹の岬の喫茶店

こんにちは、くまじろうです。

最近久々に読書欲が再熱してきて、読み終わった本が2冊ほどあったので久々に読書感想がてらご紹介します。


●残穢:小野不由美 著

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あらすじ
この家は、どこか可怪(おか)しい。転居したばかりの部屋で、何かが畳を擦る音が聞こえ、背後には気配が……。だから、人が居着かないのか。何の変哲もないマンションで起きる怪異現象を調べるうち、ある因縁が浮かび上がる。かつて、ここでむかえた最期とは。怨みを伴う死は「穢(けが)れ」となり、感染は拡大するというのだが――
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物書きをしている主人公のもとにたびたび寄せられる読者からの怪談話。
その中に別々の人の類似する怪談を目にしたことをきっかけに、あるマンションについて調べていったところ……といったお話で、連鎖していく不幸の原因は何なのか。怪異が一体どこから起因するものなのかを紐解いていくうちに、読者である私まで
「あれ、そんなことになるなら自分の住んでいる家も、歴史を紐解いていったらひょっとして…」
と考えさせられ、ひやっとさせられる本でした。
ストーリーが本の中で完結しきらない部分が、読者巻き込み型とまではいきませんが、慎重な人・つい物事を深く考えたくなる人にとっては怖さを倍増させるスパイスになるだろうな、と感じました。

☆ひょっとしたらこれも好きかも
「近畿地方のある場所について」「かわうそ堀怪談見習い」「火のないところに煙は」


●虹の岬の喫茶店:森沢明夫 著

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あらすじ
岬の先端に建つ喫茶店を一人で切り盛りしながら、何かを待ち続けるおばあさん。その喫茶店を訪れる、心に傷を抱えた人々。彼らの人生は、喫茶店での一期一会によって、変化し始める。
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実際にモデルになった喫茶店があると言われていて、実写化までしていたこの作品。
悦子さんという初老の女性が一人で切り盛りしているとある岬の喫茶店。
その喫茶店は、額縁のように外の景色を美しく切り取る窓枠や、窓から見える岬に虹が掛かった美しい風景が、悦子さんの淹れるとびきりに美味しいコーヒーと、お客さんの気持ちに寄り添って選曲されるBGMが魅力。
初見さんには分かりにくい立地にある建物ながら、常連さんやこの喫茶店に導かれるようにやってくる新顔のお客さんが沢山登場します。
最初はこのお客さんがカフェに来て癒されていくオムニバス小説なのかな、と思っていましたが、最後の最後に起きた奇跡に読了後はしばらく感動と余韻で放心してしまいました。
この著者さんの本、また買って読みたいな。

☆ひょっとしたらこれも好きかも
「木曜日にはココアを」「ときどき旅に出るカフェ」


たまにはのんびり読書して、自分の知見を広げてみたり、自分ではできない経験を追体験してみたりするのも楽しいですね。
今読んでいるのは「モモ:ミヒャエル・エンデ 著」「漁港の肉子ちゃん:西加奈子 著」なので、こちらも読み終わったらぼちぼちレビューしていきたいな、と思っています。
皆様の好きな本もぜひコメントいただけたら嬉しいです♪

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