【読了本紹介】羊と鋼の森

 どうもこんにちは、くまじろうです。

最近また本を１冊読み終えたので、紹介していきます。

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羊と鋼の森

羊と鋼の森 （文春文庫） [ 宮下 奈都 ] 価格：792円（税込、送料無料) (2025/9/22時点) 楽天で購入

主人公の外村は、高校時代ひょんなことから学校のピアノを調律する板鳥さんに出会い、調律の世界に魅了されていく。

自らも調律師となるため、板鳥さんのもとで経験を積む外村は、とある姉妹や個性豊かな調律師の先輩に囲まれ、一歩一歩調律の森へと深く分け入っていき…——。

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くまじろう自身、幼少期から高校受験の直前までピアノをやっていた経験があり、調律師さんとも出会うことが多々ありました。

演奏する側と、調律する側。

どちらも魅力的な音楽を届けるためにピアノに触れているという点では共通しているかな、と思って読んでいましたが、私の認識が甘すぎました。

同じピアノにふれる存在なのだから、生半可な理解じゃ足りないのはどの立場でも同じ。

外村の「この人の音を皆に伝えたい」「この人の音を最大級に活かせるピアノに調律したい」という思いはひたむきで、私自身もこの本を通して調律の奥深さや探求心を教えてもらったように感じます。

また久しぶりにピアノが弾きたいと思わせてくれる１冊でした。