こんにちは、くまじろうです。
仕事が始まってからというもの、なかなか時間に余裕が持てなくなってきてしまい、更新が滞っていました。
できることから少しずつ。
最初に欲張っちゃいけなかったなあ💦
昨日は前にムレスナティーを紹介した時の友達とまた集まって、今度はくまじろうの新居でお茶会をしていました。
くまじろうの友達は、くまじろうと同じく教育学部を出た同じ大学出身の同級生。
転職したことや、仕事の中身なんかについて、ひたすら質問攻めに遭い、やっぱり自分と似たような仕事をしていた友達が転職したとなると、気になるものなんだなあと実感。
そういえばくまじろうは教職から転職して今の仕事に就く前まで、ずっと教職員がどうやって転職していけばいいか悩んでいたことを思い出しました。
転職、と一口に言っても業界や業種は様々。
年収に拘束時間に通勤距離にと心配は尽きないのが転職だよね、と思っています。
特に教員となると、結構これまでの経験を活かすのが難しく感じたりすることも多々…。
そんなわけで、今日は転職の中でも特に「教職員の転職」についてフォーカスした記事を書いていこうと思います。
良かったら参考までに覗いてみてください。
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・転職したいと思った理由
まず、くまじろうが転職したいと思った第一の理由は大きく2つあります。
①労働条件が悪い
②結婚して他県に引っ越したい
①については結構メディアでもよく取り挙げられているのでご存じの方も多いのではないでしょうか?はっきり言ってブラック超えて漆黒です。
まず常に人手不足の職場、年々複雑になる保護者からの要望(ジェンダー理解、叱り方、児童の人間関係、増加傾向にある発達障害児の個別対応等)、長時間労働(一日約11時間労働がデフォ)なのに給特法により支払われない残業代、業務負担量の多さ、子どもを帰すまでトイレに行く時間がない、自己都合で平日に休暇を取得できない(できる空気が一切ない)、時間外の登下校指導、多岐にわたる名もなき業務、命を預かる責任の重さ…挙げ出したらきりがないです。
加えてちょっとした風邪でも休みづらいため、喉を傷めた日は最悪。月曜から金曜まで授業や児童指導で朝から夕方までずっと声を張らなければならず、喉から血の味がしているのに熱がなければ休めない。悪化の一途を辿り、風邪をひけば周りからは「健康管理をしっかりして」と言われる始末。子どもの人権は死ぬ気で守るけど、教師に人権はないと思っていました。
②はおまけみたいなもの。
他県に引っ越す場合、公立の教職員は市や県採用なので、教職を続ける場合は1年前に管理職に掛け合って他県移動の希望を出したうえで、教員採用試験を受けなおすという決まりがあります。
正直労働環境の改善がないのにこの先結婚して他県に移り住み、両親も義両親もいない環境下で子育てなんて絶対無理だと思ったので、この際すっぱり辞めるのが吉だと思っていました。めちゃくちゃありがたい、辞職のいいきっかけになりました。
そうして私が利用したのが、リクルートエージェントです。
エージェントサイトでは、検索エンジンを活用して労働条件を絞り込んでエージェントさんから来た求人情報を確認したり、自分でも改めて求人内容を確認していく作業をひたすらやっていきました。
エージェントさんとは、サイト登録後1週間程度でオンライン面談を行い、やりたい業種や適性、キャリアを活かせる職種についてヒアリングしながら教えてもらうことができます。
その後、エージェントさんからの助言を仰ぎながら、まずは履歴書と職務経歴書の作成。
それが終わるといよいよ書類選考をしてもらうための応募の段階になります。
応募はエージェントさんが面談の内容から自分に比較的合った企業を毎日2、30件ほど提案してくれるので、興味のある業種を片っ端から受けていくようになります。
・転職するにあたっての弊害
その際に自分が壁を感じたのは「とにかく働きながらでは時間がない」ということ。
そして、教職員をやっていた人間が未経験業種に転職する場合「自分のキャリアを活かせる職がかなり限定的になる」ということでした。
時間が捻出できない点については想像がつくと思いますが、特に私が困ったのは活かせるキャリアが少ないこと。
教職員時代と同等のお給料をもらうことを前提に仕事を探した場合、未経験者を歓迎してくれる会社はほぼないと言っていい状態でした。
私の場合、多少給料は下がってもいいので業種や職種は問わず「残業時間が少なく、残業代がしっかり支給されること」と「みなし残業代がないこと」「正社員としての採用」「土日祝日休み」「年間休日120日以上」を重視していました。
また、自分が女性ということもあり、「産休・育休の有無」や「時短労働」「在宅業務の不可」も重視していました。
エージェントさんから送られてくる企業の中には、結構経験者を求める求人もあったので、未経験で採ってもらえそうな企業で、自分ができそうな仕事を探すとかなりがくっと減ります。
そこに居住地との移動距離などを考えてしまうと、もう大変です…。
探す手間が省けすぎて、いいなと思える企業がピックアップされるのをひたすらに待つ日々でした。
・結局どんな職があるの?
ずばりキャリアを活かしやすいのは塾講師、塾長、学童スタッフ、保育スタッフ、大学事務、予備校スタッフなどです。
私は現場で動く大変さを知っていたので、第一線で働くのは一旦終わりにしたくて、この辺の仕事は結構パスしてしまっていました💦
他にちらほらあったのは、ちょっとニッチな分野の商品企画・開発や、飲食店の店舗フォロー、富裕層向けの清掃業務、動物の飼育・管理などです。
自分は内向型の人間なので、絶対できないと思って選びませんでしたが、外交的な性格なら未経験でも営業職はかなり求人があったと感じています。
結局くまじろうが何の仕事を選んだのかというと、それは「学童施設のマネジメント」です。つまるところ、スタッフ管理の方に舵を切りました。
たまに応援対応や施設巡視で現場に足を運ぶこともあるので、自分の気持ちに余裕をもって子どもたちと接することができる面や、第一線で働いていた際の苦労もあるため、スタッフさんの気持ちに寄り添って会社との連絡調整もできると感じたためです。
私は転職活動を本格的に始めてから、その間に適応障害を発症し、休職中に転職活動を再開する流れになったので、転職に掛けたトータルの期間は5か月程度。
活動を中断していた時期を加味して考えると、転職活動に専念していた期間はおよそ3か月程度になります。
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分かりにくい面もあったし、伝えきれていない面も多いですが、ざっとお話してこんな感じになりました。
多分、同じ悩みを抱える人も多いと思うので、このテーマについてはまた今後もぼちぼち更新してみようと思っています。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
お読みいただきありがとうございました✨
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